倉庫籠は中国での使用がますます広く普及し、生産するメーカーも多いが、メーカーごとに生産の規範と基準が異なり、品質もバラバラです。本稿では、当社が生産した倉庫籠と国内の他のメーカーが生産した倉庫籠の外観について比べて、原因と使用上の影響を分析する。

大連益豊倉儲用品有限公司が生産した倉庫籠は、国内の他のメーカーが生産した倉庫籠とよく見ないと大分同じだと思われますが、よく比較すると、以下の点が異なります。説明を簡略化するために、大連益豊倉儲用品有限公司が生産した倉庫籠をa、国内の他のメーカーが生産した倉庫籠をbで示しています。そして、生産後の姿をよりはっきりと反映させるために、a倉庫籠の一部は表面メッキ処理されていないの写真です

1）脚の外観と溶接およびベースの溶接が異なります。

図に示すように、a倉庫籠、脚部の溶接ビードは均一で、溶接肉が豊満で、外観が非常にきれいであるとともに、aのベース部のU形チャンネル間の溶接は、溶接肉も非常に豊満で、且つ、異なる倉庫籠の溶接でも外から見てほぼ同じである。bの溶接は粗く、溶接肉が少なく、外観が悪く、倉庫籠によって外観も異なり、同じ溶接ビートでも、倉庫籠の溶接肉が多いものもあれば、少ないものもある。

2）メッシュの溶接およびメッシュとベースU形チャンネルの溶接が異なります。

a倉庫籠のメッシュの線材と線材及び線材とベースU型チャンネルの溶接は、一つ一つの溶接点の溶け込みが深く、且つ一致している。だが、b倉庫籠のメッシュの線材と線材及び線材とベースU型チャンネルの溶接は溶け込みが一致せず、溶け込みが比較的浅く、仮溶接と溶接漏れの場合もあり、溶接漏れ箇所に二次補修の溶接傷がある場合もある。

3）a倉庫籠の正面の扉半開の開閉がスムーズに出来ますがb倉庫籠の開閉はスムーズに出来ず、よりきついです。

4）マイクロメーターでの測定では、a倉庫籠のメッシュ線経は5.98mm、ベースU型チャンネルの板厚は2.05mm、b倉庫籠のメッシュ線経は5.9mm、ベースU型チャンネルの板厚は1.9mmである。